結論から述べると、今まで発信をしたことがない方にはアメブロから慣れていくのをオススメしています。
短期で見ると、アメブロに利があります。
長期で見たら WordPress(自社メディア)にした方が断然よい。
と、いう答えになるのですが、「これまで発信をしたことがない方」がイキナリ「 WordPress に向かう」のは、ハードルが高くたいへんに感じてしまうようです。
結果として、続かなくなってしまう、放置されてしまう……となると、サーバーなど、新しくお金もかけている分、もったいないですよね。
多くの方が、SEO対策でみても、集客には WordPress が良い、アメブロ集客は終わりだ、で結ばれています。言い切ってしまえばそうかもしれませんが、メリットとデメリットを知った上で、どちらが「今のわたし」に向くのかを理由に選んでみるのが良いと思います。
それでは、ザックリと両者の良い点、気になる点を述べていきます。
アメブロのメリット・良い点
- 無料で始められる
- 女性がトライしやすい工夫がたくさん
- スマホからも更新しやすい
- コミュニティがあるので、最初からお客さんを呼び込みやすい※1
- デザインも多種あり、最初から選べる

Ameblo 公式で用意されたデザインがいっぱい。しかも随時増えていっている
アメブロのデメリット
商用利用が禁止(※解禁になりました!)- (何かの理由で)ある日、ブログを削除されてしまう可能性もある※2
- 無料プランのままだと広告が表示される(スマホ時かなり見づらい)非表示は月額1,008円
- カンタンな分、細かな設定が行えないので、ビジネス使用に手間がかかる※3
- 長期で見るとアメブロのドメイン=自分の資産ではないので、もったいない
- バックアップが取りづらい(一括で削除や保存ができない)
※1 いいね、ハッシュタグ、読者登録、リブログ、ランキングなどの機能で呼び込める
※2 商用利用をしていても削除されていないブログもあります
※3 各記事ごとにSEO説明文を変えたり、自動ですべての記事に告知文を入れることが出来ない
WordPress のメリット・良い点
- SEOに強い※1
- カスタマイズできる自由度が高い
- 会員サイトも、ショッピングサイトも、ほぼ何でもOK!
- 外部サービスではないので、ある日削除されてしまうことがない※2
- アダルトやアフィリエイトなどの規制もない。
- 世界中で使われているので、情報も機能も豊富。大体のことが調べればわかる
- 過去記事のバックアップも取りやすい。ボタン1つで出力できる
- アメブロのように最初からは多くないが、デザインは星の数ある(世界中で配布されてます)
WordPress のデメリット
- 運用費用が発生する(一番安いもので合わせて年間7,000円くらい)
- 自由度が高いぶん迷いやすい
- 管理画面など、女性から見て苦手意識があるデザイン
- パソコンが苦手な人はハードルが高め
- 世界中で使われているため、ハックやウイルスなども狙っている。セキュリティ対策が肝心。
※1 正確には、SEOに強くなるように細かな設定ができる、なので、ワードプレスで作れば強くなる訳ではありません
※2 更新費用を払い忘れなければ。案外、多いケースなのです^^
「あなた」が「どんな人」なのかで選ぶ。
ここでは分かりやすく「女性」「男性」という分け方で、「女性=パソコンが苦手な方」という括り方にしました。
また別記事に書いていきたいと思っていますが、「エレメント」という考え方があります。女性だって、「男性脳」寄りの方がいれば、男性でも、「女性脳」寄りの方がいますよね。

エレメント、四体液説、マトリックスなど
女性はだれでもパソコンが苦手な訳ではありませんし、自分を発信していくことが日頃から得意なキャラクターの方もいます。
いま楽しいことなら誰も追いつけないくらい集中できる人もいれば、筋トレのように「理想のイメージ」に向けて毎日コツコツ続けられる人もいます。
先のゴールのために、多少つらいことでも続けられる人(スポーツの経験があったり、ビジネス成功体験がある人)や、今とにかく収入が必要で、アフィリエイトに打ち込む意欲が高い方は「最初から WordPress!」になると思います。
一方で、人に「私のこと」を話したりアピールするのは気が引ける、ビジネスを始めようと思っているけど(大きな借金がある等、逼迫した状態ではなく)少しずつでも充実した人生にしたいと思っている方は「まずはアメブロから始めよう」といったところかな、と。
また、管理画面を見て「書きたくなる」方を。好きなブログをふりかえってみて、「憧れの人が使っているから」……そういった理由で決めるのもありかなと思います。
インターネットの良いところは、コピー&ペーストが出来ちゃうこと。そして始めるコストが掛からないこと。これが実店舗経営、とかだったら数百万、1000万とお金がかかるところです。
まず、やってみて、「違うな」と分かったら変更していけばいいと思うのです。