名刺のデザイン相談をいただきました。
- 名刺を作る時は何が大切なのか?
- 結果を出す名刺はどんな名刺か?
- テンプレートと頼んだデザインの違いは何なのか?
そんなことを交えながら、記事にしていきたいと思います。読んでくださった方が、デザインに迷わなくなることを目指しながら、まいります。
皆さまにお聴きすること……「本当に名刺は必要ですか?」
ちょっと、おかしな質問かもしれませんが。。。
「どうして名刺が必要だと思いましたか?」
「どんな人に配りますか?」
「相手にどんな印象を与え、どんな行動を取ってほしいですか?」
ということを、改めて考えていただきたい、という意味合いです。
人によっては、この質問で戸惑われることも多いです。
つまり、「なんとなく、必要だと思った」方が多い……ようなのです。
でも、言い換えるなら「何が必要で、何がいらないか分かっていない」ということ。この状態のまま進めると多くの場合、途中で道に迷ってしまいますね。何が良いかを選ぶ(=他を断つ)ことが(ゴールが見えていないので)難しくなってしまいます。
何かの理由があって「名刺が欲しい」と思った、それは何でしょうか??
ただ印刷しただけでは、名刺は配られず、使われません
名刺(そのほかの紙媒体も)は、ご自身かスタッフか、あるいはお客様の手などによって、誰か(新規のまたは潜在顧客)に「渡され」、相手に書いてある情報を「見てもらう」ことで「初めて活用されるツール」です。
「配る」という労力は? そしてどんなシーンで、どんな人たちに配るのか……カンタンに言えば、渡す相手のことを考えてみていただきたいのです。
- 男性なのか、女性なのか(色合いやトーンの決定)
- 年齢はどのくらいか(文字の大きさや入れる内容の選別)
- どんな悩みを持ち、どんなメリットを求めているか(文言の作成)
- 経営者なのか、雇われているのか、仕事をしていないのか、どういった思いでその場に参加しているのだろうか。etc…
相手を想定したうえで作られた名刺と、まったく考えない名刺では、歩み寄り、親切さの度合いが異なります。
ホームページのつくりかたと書いていますが、考えること(中身)は同じです。どうやって決めていけばいいか、具体的に書いていますので、よろしければご覧になってみてくださいね。
捨てる名刺と、連絡を取りたくなる名刺
たくさんの人から、なかば押し付けられるように配られた無味乾燥の名刺は捨ててしまうけれど(私は捨てますが……。みんなは取っておくのかな?)
- たとえば、あなたの顔(写真)が載っていたり
- あるいは自分が必要としている、悩みを解決してくれるサービスが書いてあったら
手元に残しておく、あるいは連絡をとるといったアクションを取ってくれる確率は、グーンと上がると思いませんか?
「綺麗な名刺を作りました、配りました。以上」
それでは、作った意味がないと私は思うのです。言ってみれば、自己満足。
特に、競合が多いサービス(エステサロン、ヒーリング、コーチング、カウンセリングなど)ほど、埋もれてしまうと思いませんか? それこそ、早い・近い・安いの戦いになってしまいます。
ちなみに、ホームページも育てる必要があるものです。
ただ制作しただけでは、基本的に誰も来ないものです。。。(アメブロのような、SNSに近いシステムのものは異なります)
ホームページ(ブログ)は、ご自身かスタッフか、あるいは第三者の手を借りて
- 「シェア」してもらったり
- 数ヶ月時間をかけて記事を更新していくことで、Google を始めとした検索エンジンに見つけてもらい、誰か(新規のまたは潜在顧客)に発見してもらって
そうして読まれて「初めて活用されるツール」です。
「ホームページを作ったら、集客できる」……と言うのは、なんとかフラペチーノみたいに甘々なお話で、「勝手に集客してくれる」と言う謳い文句の裏側には、そこまで育てた労力、時間、あるいはお金がかかっています。
ビジネスで使う名刺においては、この流れを生み出すことを意図することが名刺制作において重要だと思います。
- 名刺を作る時は何が大切?
- 結果を出す名刺はどんな名刺?
- テンプレートと頼んだデザインの違いは?
以上の3点を、書かせていただきました。
参考:テンプレート名刺デザインサービス
そうは言っても、今すぐ名刺が必要なの!
という方は、テンプレートのデザイン名刺サービスを利用して、(プリンターで印刷ではなく)しっかりした紙で印刷、裁断されたものを使用されると良いと思います ^ ^
利用したことはないのですが、整ったデザインだな〜と思った3社をご紹介させていただきますね。
また現在、coha design では表立って名刺デザインのご依頼はお受けしておりませんが、もし戦略的な名刺をご希望の方は、メールマガジンまで、ご相談ください!
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