前回は Facebook を「あなたの家」に見立ててカギをかける必要がある、まず絶対に押さえたいセキュリティ対策についてご紹介しました。この、“家を守る方法”は他にもたくさんあるので、また記事にしていきますね。
続いては、発信をしていくなかで悪意ある相手が来てしまったときに、どう対処していくか? です。
- 【身を守る】きちんと家のカギをかける
- 【身を守る】悪意ある相手から身を守る 〜スパムの存在と対処法(この記事)
- 【発信する】見つけやすい看板づくり 〜何はなくともフォロー設定
- 【発信する】興味をもたせる看板づくり 〜ヘッダー、写真など
- 【継続する】快適な家にするために 〜タイムライン、お知らせ通知
一体どんな人が「悪意ある相手」?
では、そもそも「どんな人が来ると困る」でしょうか。
この分類(どこまでがグレーで、どこからレッドカードになるのか)は人によって異なると思います。これまでに聞いたもので「問題行為」認定を受けやすいと感じたものを書きますので、ぜひ参考にされてみてください。
向こうに【人】がいると思っていないパターン
- とつぜん、売り込んでくる(営業、ネットワークやマルチ勧誘など)
- 聞いていないのに、LINEや電話番号を送ってくる(出会い目的など)
- あきらかにコピペと分かる(自分だけに向けてではない)メッセージを連投してくる
- 面識がないのに、とつぜん Facebook 電話をかけてくる(!)など
攻撃性の高いパターン
- 自分、あるいは誰かを攻撃するようなコメントを書く人
- 投稿と関係のない自分語りコメントをする人
- 勝手にタグ付けをしてくる人
- 私は、面識ない海外の方が「姪」と家族設定してきたこともありました ^^;
なるほど!と思った、先手必勝パターン
これは、また別の視点。
リアルで面識があり、Facebookでは繋がっていない。相手にこれから発信していく内容を見せたくないので、「繋がる前にブロックしておいた」という方も何人か、いらっしゃいました。(お一人は医療関係に勤めていて、これから代替医療の発信をするため、彼らに見せたくなかったそう)
反対を受けるな〜、と思う方の場合(つまり友達になる前に)先にブロックしてしまうのもアリかもしれません。嫌いだとか苦手という理由だけでなく、お互いの関係性を保つためには住み分けをしよう、という考え方ですね。「なるほど〜!!」と私は納得でした。
あなたの発信を止める人、お客さまを遠ざける人はブロックで
安易にブロックする必要はありませんが、これに尽きるのではないでしょうか。
Facebook を利用して発信する目的は、何でしょう? 届けたい相手は誰でしょう? 自分の発信を見て、どんな印象を受け取ってほしいでしょうか。
こちらについて、詳しくは下記記事をご覧ください。

それにしても日本人は、とかく相手に「NO」を言うのが苦手・・・ですよね。知り合いの男性が、
Twitter でフォローしている友人があまりにネガティブなつぶやきばかりで、読むと落ち込む
と言っていたのを覚えています。
「それほどツライなら、フォローを外したら良いのでは?」というと、「外したら、あの人が傷つくかもしれないから……。たぶん、フォロワーリストを彼女は見ていると思う」と。エレメント水っぽい、優しい男性でした。(対して、私は真逆のエレメント火まんまです。笑)
これは Twitter の話でしたが、そんな方は「自分」ではなく「いつか訪れるお客さま目線」で考えると良いのでは。
反対意見を受け入れたり、落ち込んだ人のケアも素敵なことですが、いちばん届けたいと思っているお客さまが
「この人の家って素敵だけど、商品を買ってみたいんだけど、周りに居る人が怖い……なんとなく雰囲気がわるいから、止めておこう」
と、離れてしまうかも。そう思うと、もったいないですよね。
いっとき、たいへんなブームになった、こんまりこと近藤麻理恵さんの「ときめき片付け」みたいに
まずは「ときめかないものを分ける」ことから。

Pexels / Pixabay
呼吸も「吸う」ではなく「吐ききる」ことから、と言われますよね。相手に罪はないけれど、私の家にはそぐわない、ときめきません、と家から出ていただく。すると、より適した方がやってくるはず。
我が家に「立ち入り禁止」を設定するには?
さて、Facebook では「ブロック」という機能があります。
利用者をブロックすると、その利用者は、あなたをタグ付けしたり、あなたがタイムラインに投稿したコンテンツを表示したりできなくなります。友達になっている場合は、友達リストからも削除されます。
– Facebook ヘルプセンターより引用
ブロックの方法をご紹介します
Facebook にログインし、「設定」から「ブロック」へ進みます。

筆者のブロック画面。けっこうブロックしてます ^^;
「ユーザーをブロック」という欄に、ブロックしたいアカウントの名前を入力し青いボタン「ブロックする」を押すと該当アカウントが表示されます。ブロックしたいユーザーを選んで「ブロック」を押せばOKです。

該当するユーザーをブロックする
お気づきのように、アカウントごとブロックの他にもバリエーションがあります。
- ブロックよりは軟化した、「制限リスト」。
- メッセージ機能だけをブロックする「メッセージをブロック」。
- 招待だけをブロックする「アプリへの・イベントの招待をブロック」など。
ちなみに私は、興味を持っていないことや、住んでいない地域なのにイベント招待されることがイヤなので、「イベントへの招待をブロック」はかなり愛用しています。(招待されると、通知が出るのが煩わしいんですよね……)
道路を走るには、ブレーキを踏める必要がある
教習中、なかなかスピードを出せず苦戦する私に、先生が一言。
あなたがアクセルを踏めないというのは、ブレーキが上手く使えていないからだ
そう言われて「おっしゃるとおりだなぁ」と感じたんです。
私は速度を調整できるし、止めることが出来る。そう思っていれば、安心して走れます。だけど、ブレーキに自信がない、ストップの仕方が分からない、そんな状態では、走り出せないですよね。
いま、もし発信が怖いとか、知られることに恐怖を持っているとしたら、「私はブレーキが踏めない、アクセルを踏み込んだらどうなってしまうか分からない」そんな意識があるのかもしれません。
ブロック機能は最後の手に近いですが、存在をわかった上で、使うことができれば安心できますよね^^ お悩みの女性が、もっとご自身の世界を表現できますように!
Facebook 連載シリーズ「絶対した方がいい Facebook 設定5つ」
- 【身を守る】きちんと家のカギをかける
- 【身を守る】悪意ある相手から身を守る 〜スパムの存在と対処法(この記事)
- 【発信する】見つけやすい看板づくり 〜何はなくともフォロー設定
- 【発信する】興味をもたせる看板づくり 〜ヘッダー、写真など
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