Facebook で、ぜひ設定してほしいことをベースに、読むだけでネットリテラシーがアップすることを理想に ^ ^ 書いています。
これまで、
- Facebook でアカウントを作るのは「自分の家」を作るイメージ
- 色んな人が訪れるので「カギをかける」=セキュリティが必要
- 悪意のある人が来たら「立入禁止」=ブロックなどを行えること
などをお伝えしてきました。ここからは、発信する攻めの情報について、まとめていきます。
Facebook で繋がるなら「友達」と「フォロー」の2つ
Facebook では「友達」と「フォロー」という機能があります。
- 「友達」
AさんがBさんに友達申請すると、Bさんの承認待ちになる。承認されると、AさんにBさんの投稿が、BさんにもAさんの投稿が表示されるようになる(=お互いに投稿が出るようになる) - 「フォロー」
AさんがBさんをフォローすると、Bさんの投稿がAさんのフィードに流れてくるようになる。承認も必要なし。ただし、BさんにAさんの投稿は表示されない。(=片方のみ投稿が出るようになる)
なので、ビジネス使用においては「自分の投稿を見てもらう」ことが必要と考えるので「友達をMAX5000人まで増やしましょう!」といわれる訳ですね。

SCY / Pixabay
友達、という言葉から、仲の良い人としかなれない印象を受ける方も多いかもしれません。
Facebook では友達という単語が崩壊しているので、意味合いが人によって激しく異なることが多いです。使う目的やその人の価値観によって(もちろんエレメントでも ^ ^ )さまざま〜です。
これまでに見た「友達リクエスト承認」ルールいろいろ
- 上限の5000人に向けて、どんな友達リクエストもすぐ承認する人
- 基本は承認するが、本人と思えない顔写真や海外ユーザー、人のシェアのみの人など=ヒトが見えないアカウントは承認しない人
- 基本は承認するが、上限を「全て見られる数百人まで」等もともと決めてあり、交流の有無で、定期的に削除する人
- 発信を向けたい層からだけ承認する人(たとえば女性だけ、など)
- メッセージをくれた人だけ承認する人
- 会ったことのある人だけ承認する人
人との交流にウェット・情感的な人から聴くのは
「何も言わずにリクエストだけ来るのはイヤ」
「宣伝や売り込みの、コピペメッセージが送られてきたら承認しない」
と言った意見ですが、交流にドライ・目的優先な方からは
「メッセージを送られると返信しないといけないので面倒」
「リクエストだけ送ってくれた方が効率が良いのに」
と言った意見も聞きました。こんなに違うものか〜、と面白く感じます。

Anemone123 / Pixabay
画面の向こうにいるのは自分とは異なった価値観を持つ「他人」なので、はたして相手にはどんなアプローチが好ましいか?(承認されやすいか?)を考えた友達リクエストをしたいところです。
良かれと思って、いやがられてしまう行為「いいね連打」
基本的には、人は誰かの役に立ったり肯定されることが嬉しいので
- 相手のタイムラインを見て印象に残ったところ、美点をお伝えしたり
- 勧められていた商品を買いました、行ってみました、とか
- 参考にして、結果こういった行動に至りました^^と報告したり
「相手が嬉しいと感じるであろうこと」をプラスして、承認いただけると嬉しいですとメッセージ &友達リクエストを送ると、承認されやすいのではないかと思います。
たとえば、私の場合は「素敵ですね」とか「いい投稿ですね」だけ書かれていると「コピペだろうなあ」と思います。「Webデザイナーって凄いですね」とかも、私はあまり嬉しくないです……。
でも、「◯◯の投稿は刺さりました」とか「コハさんって、〜〜って感じですよね」など印象を書いてくださったり、「パソコンが苦手なので、分かりやすくて参考になってます」などと言われると、おお、見てくださってるんだと嬉しくなります♪
他の人に使い回せない文章のほうが心に残ると思うのです。なので、私は相手にメッセージを書く時は「その人」を意識しています。ただ、これは対わたし戦法なので(笑)、まったく逆の方もいらっしゃることでしょう。
たまに「いいね!をされたら嬉しいだろう」と思っているのか、「いいね!を10連発(あるいはもっと)する人」もいらっしゃるんですが……。これは、嫌がる方が多いです。あまりに短時間に連打=読んでないじゃないか! ということで気分を害されるようですよ。勝手にコンサルティングとか、診断とかも……。
自分が嬉しいと思っても、相手は違うかもしれないな。という姿勢があるか、ないかで、きっと違うはずです。書きつつ、私も精進です。
あからさまな売り込みや「コピペ」はバレるし、嫌われちゃう
あと、定番でいやがられるのは、最初のメッセージから売り込む人。
「はじめまして!私は◯◯在住で、◯◯というサービスをしています!今度、こんなイベントをするので来てください(イベント情報を貼り付けてある)」
「こんにちは!私は◯◯投資で不労収入を得ています。今ならあなたも参加できます!急いでくださいね!」
これも、かなり嫌われるパターンです ^^; なかにはとっても柔軟な人で優しく受け取ってくれる方もいるかもしれませんが……。
欲しいと思ってもないところに突撃・営業して、相手の時間やエネルギーを奪っている状態なんですよね。
たとえるなら、自分の家で、くつろいでご飯を食べているときに、電話がかかってきて、とった瞬間に怒涛の商品販売トークを始められるような感じでしょうか。いやな感じがしませんか?

rawpixel / Pixabay
対する人に「敬意を持って」接しているかどうかが出ている
結局それがコメントの言葉選びであったり、メッセージを送る内容、時間帯であったり……細かな配慮に繋がっていくのだと思います。そしてその姿勢がある方は、自然と応援されるし、人が集まってくるはずです。
おすすめしたい、「フォローする」機能
そんな訳で、友達を増やすことがSNS起業家界隈では推奨されまくっていますが(どこかの起業塾セミナーが催されると、どどどっと似たようなユーザーさんから申請がやってくるので、ちょっと面白いです)、みんなと同じことをしていても始まらないですよね?
そこで、coha design では「気になる人をフォローする、しまくる」のを推します。1日のフォローできる上限リミットがあるので、そこに達するまで。
- 自分の見込み客になりそうな人でもいいし
- 同業者の人をリサーチがてらフォローしてもいいし
- 発信力がある、人気の人をフォローしてもいいです
とにかくインプット量を増やすイメージです。
発信に不慣れな方の場合は特に、2〜3人とか、10人くらいではなく、1000人くらいの発信を(いっときで良いので)見まくってみると、俯瞰して見やすくなると思います。
たとえば、どういった発信が自分は好きだと思うのか、あるいは嫌だなと感じるか。頻度や時間帯なども時々ふりかえりつつ、ひたすら見まくると、だんだん感覚として経験知がたまっていくはず!

StockSnap / Pixabay
いいなと思う文章の書き方を取り入れても良いですし、こうやってこの人はブログに引っ張るんだな、といったノウハウも透けて見えてきます。自分がクリックしたいと思う記事と、そうでない記事は何が違うのか? なども勉強になります! ついでに、発信者のエレメントや星座も見ると、またまたデータが増えるのでオススメです。
……面倒に見えるかもしれませんが、やってみると面白いですよ〜!
ちなみに、フォローするだけで、繋がりが増えることもあります
なかには、フォローするとフォローし返してくれたり、友達リクエストを送ってきてくれる方もいるので、承認したり、メッセージを送れば、もうそこで1つ繋がりが増えますよね^^
しかも、これだと「相手から投げ込まれた繋がり」ではなくて「自分が気になってフックをかけた」ところから始まっているので、やみくもに・ダレデモイイ友達リクエストの海に入るのとは違って、より自分に適したフィルターが済んでいるはずです。
また、フォローは外しても相手には通知されません(フォローしたときだけ通知が出ます)
なので、友達リクエストよりも気軽に試せるところが安心なので、ぜひトライされてみてくださいね!
フォローの方法
PC、スマホともに相手のページを表示したら「フォローする」ボタンをクリックするだけでOKです!

パソコン版でのフォローするボタン

スマホ版でのフォローするボタン
ところで、あなたは「フォローされやすい状態」になっていますか?
ときどき、「フォロー」ボタンが表示されていない方をお見かけします。
Facebook 設定>公開設定をご覧になってみてくださいね。
https://www.facebook.com/settings?tab=followers
▼ この状態ですと、表示されません。
フォローを許可する人が「友達」設定になっている場合、他者からあなたの Facebook を見てもフォローボタンが表示されません。ぜひ「公開」に変更してくださいね!
ときどき、いらっしゃるんです。すご〜く素敵な発信をされていて、ぜひフォローしたいと思ったらフォローボタンがない! 友達が100人くらい。ざっと眺めたところ、同業者やリアルの人とだけ繋がっている。……たぶん、Facebook で知り合うのは求めていないんだな(と思われる)。
私は、こういった方に友達申請するのは気が引けます。だからフォローしたいんですよ。また投稿を見たいから。ということで、これをご覧になっているのに「友達」になっている方は、ぜひ「公開」に変更してくださいね!(2回目)
ついでに、検索エンジンからも見やすい状態にしておきましょう
Facebook 設定>プライバシー設定とツールを開いてください。
https://www.facebook.com/settings?tab=privacy§ion=friendlist&view
発信(投稿)の公開範囲や、自分が Facebook で友達になった人リストを公開するかどうか、どんな人なら自分に友達リクエストができるか……などの設定を行うことができます。それぞれは好みになりますが、私の設定は下記になっています。
- 今後の投稿の共有範囲「公開」
- 友達リクエストのプライバシー設定は?「自分のみ」
- 私に友達リクエストを送信できる人「全員」
- メールアドレスを使って私を検索できる人「友達」
- 電話番号を使って私を検索できる人「友達」
- Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?「はい」
全体的には公開なのですが、メールアドレスや電話番号からは自分のアカウントを検索できない状態にしています(知り合いに見つけて欲しいなら検索できるようにすると良いでしょう)
また、友達リクエストのプライバシー設定は?を「自分のみ」にすることで「友達リスト」を他者には公開しない状態にしています(他者からは、私が誰と友達になっているかが見えず、共通の友人だけが表示されるようになります)
フォローのススメ
ざっと眺めていると、「友達」に重きを置かれているように感じたので、フォロー機能について熱く語ってみました。(笑)
長く発信されている方でも時々、フォローを受け付けない設定になっていることがありますので、ぜひ確認されてみてくださいね!!
次回は、家に来てもらうために興味をもてる「看板」をつくるには? ということで、ヘッダーなど少しデザイン的なことにも触れたいと思います。
Facebook 連載シリーズ「絶対した方がいい Facebook 設定5つ」
- 【身を守る】きちんと家のカギをかける
- 【身を守る】悪意ある相手から身を守る 〜スパムの存在と対処法
- 【発信する】見つけやすい看板づくり 〜何はなくともフォロー設定(この記事)
- 【発信する】興味をもたせる看板づくり 〜ヘッダー、写真など
- 【継続する】快適な家にするために 〜タイムライン、お知らせ通知