事業のかなり大きな転機にきています。ロゴ、ホームページ、名刺、小冊子などをまとめて一新しようと思っています。

これまでもデザイナーさんにお願いもしましたが、私のやりたいこと伝えたいことがとにかく多いため、主旨が定まらない。相手に伝わらない。といった問題がありました。そして、繰り返しの修正をお願いするのに申し訳ない気持ちになり、作成自体を途中であきらめてしまう。という繰り返しでした。

自分の大好きな仕事に関わる大切なものを『誰に作ってもらうか』はとても重要なので、自分の好きな人に作っていただきたいと思うのですが、やり取りの中でご迷惑をおかけしてしまうのが心配です。

デザイナーさんにお願いするのに、修正など、どれくらいお願いしてよいものでしょうか? 具合的な期間や回数などありましたら教えていただいたらと思います。

Rさんから、こんなご質問をいただきました。

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「ホームページなどの作成自体を途中であきらめる」というカタチで最後を結ぶ事になってしまうのは、寂しい。。。では、これから考えていきたいと思います!

デザイナーに修正を頼める、具体的な期間や回数は?

これはデザイナーによっては最初から提示している方もいらっしゃいますね。

たとえばアメブロやチラシのデザインであれば

「スピーディな納品メニューなので修正は無し」
「デザインの修正は3回まで」

……などを謳われている方を見かけるように思います(もちろん、書いてない方も多いですね)

Pexels / Pixabay

Rさんの場合は、最初にそういった説明はなかったと言う事なので、それなら、いくらでも修正して良いんじゃないかな? とか私は思っちゃいますが。ひどいかな?(笑)

この「どこまで対応するか・できるのか区分」はデザイナーそれぞれですが、参考に制作者サイドの視点でいくと、「作るたびに作り直しになるほどコンセプトが変わって行くのはツライ」

……というのはあるかなぁ、と思います(裏を返せば、奥底の意図をつかみ切れなかった自分の力量不足とも言えるのですがね)

やってもやっても結果につながらない事が続くと、この修正もまたひっくり返るのかな~? という心境に陥りがち。とはいえ、頼む側としては「絵になって」または「カタチになってみないと」分からないし、希望が出てこなかったりすると思うんですよね。

この橋渡しをするのが通常「ディレクター」なのです。

ディレクターの手腕(ヒアリングややり取り)によって、プロジェクトはいかようにも進行が変わってしまう

会社でなく個人デザイナーの場合は、ユニットを組んでいない限り、営業とディレクターを兼任している方が多いです(私もそう)。

ところがデザイナーとかプログラマーって、全員とは言わないけれど、コミュニケーションに苦手意識があったり、内向的な方が多い……のかも、しれません。

私も最初はリアルで人と話すのが怖くて怖くて、意見交換の発生するデザイナーよりもコーダーに向いてるんじゃないかしら? って思っていたくらいでしたし。(汗)なので。。。

「その修正はどういった理由から?」
「私はこうした方がより合うと思います」

というような、一見相手の意見と異なるような発言が怖くてできない、みたいなキャラクターの方だと修正が重なるたびにシンドイだろうなぁ……と想像します。でも!

きちんと意見交換をしていれば、修正回数はかさまない

互いに建設的なやりとりをしながら、同じゴール目指して探っていければ、結果として心が折れるような修正回数はかさまない、と思うのです。

……では、具体的にどうすればいいんだ! というお話で。

具体策1:「新たな修正のたびに気に入ったポイントを褒めること」

これ、おそらくご想像以上に効くと思いますね(笑)

自分は会社でも意識して行っていたのですがメールの最初、メッセージの冒頭に「○○さんへの感謝」から始めると、相手がニッコリ作業してくれる率が高まるんです。

もし、なんっにも思いつかない場合は「ご確認ありがとうございます」で、いいんです。

つい相手に作業をお願いする時って申し訳ない気持ちになってしまうけれど、

「より良い物作り」というゴールから見れば、せっかくの意見を黙って押し殺してしまうより、真摯な姿勢といえますよね。

そして「ありがとう」から始めると、こちらも気持ちが軽くなりますし、文章全体が、ふんわりとした波動になる(と感じています)。

デザインありがとうございました。○○のところ、こんな工夫をしてくれたんですね。とても気に入りました。さすが○○さんですね。

ところで、■■のところはこんなふうに変えることはできますか? ■■な印象を与えそうで気になっています。○○な印象にできると嬉しいです

たとえば、こんなイメージでしょうか。

デザイナーって、実際にお客さまと接しながら行う作業ではないので(=パソコンに触ってますよね)褒め言葉に飢えてる傾向はある、と思うんですよね(笑)

こんなポイントにも気づいてくれるんだ、じゃあ、もっと盛り込んじゃおう!

もっとRさんが気に入るデザインにしよう♪ そういった気持ちが、つどつど目を覚ますと思います。

SCY / Pixabay

具体策2:どうして修正したいのか伝えるところが「肝心」

たとえば……「もっと大きく、赤字にしてください」だけではなく「他の要素より目立たせたいから」、といったように。すると、その要素を強めるよりも、他の要素を弱めることで統一されたデザインを提案してくれるかもしれません。

細かな How to ではなく、求めている Be を伝えて、方法は委ねるという事は、相手に対する信頼を見せる事にも繋がると思います。

Rさんは

「私自身が言葉でお伝えするのが苦手で、写真や色のイメージでお伝えするので」

とご自身を書かれていましたが、写真や色のイメージで伝えられるって、凄いことです! もし、上手く伝わっていないな~という印象でしたら、「これは嫌なんですー」というサンプルもお送りするといいかもしれませんね。

想像するに、Rさんはきっと感謝のこもった文章を送られているだろうと思うんですが……

大好きな人に自分の専門分野で頼られるって、向こうも嬉しいはず!

こんな事わざわざ言わなくていいかな? ってくらい小さなポイントでも、お伝えされてみてくださいね♪

う~ん。。。このテーマ、語り足りません(笑)ですが長くなってしまったので、こちらで一度きりあげます。

これまでも、記事にしてきたものもありますので、こちらも合わせてどうぞ。

参考記事

Rさんに素晴らしいツール群が出来上がりますことを心より祈っております!