- 「綺麗に見えるメイク」を塗り重ねたい? それとも「もともと美人に見えるメイク」をしたい?
- イベント中、ズバっと射抜かれた2つの言葉。
- 不自然になってしまうから、ファンデーションは全て隠すように塗らない。
- メイクは「顔」だけじゃない。出している「肌」すべてにツヤを出して輝かせる。
- 「チーク」じゃなくて「血色ファンデーション」で体温を表わす。
- 描いてるように見えないのに「生まれつき良い眉毛してるのね」って言われる眉メイク。
- 2019 AW クリスマスコレクション(11/6発売)「フローレスグロウ リッドテクスチャー アイシャドウ」コールドビーチ
- CHICCA といえばの「2/5発色」メスメリック リップスティック。
- イベント参加者にプレゼントされた非売品の「静脈リップ」。
- イベント前の感動。長田杏奈さんから、3日前に届いたリマインドメール。
- 美容の光と闇。「私が嫌だから」スタートの美容と、自分を受け入れて「私を生かそう」とする美容は、まったく別物だ!と思う。
- 素晴らしいイベントを、ありがとうございました。
「綺麗に見えるメイク」を塗り重ねたい? それとも「もともと美人に見えるメイク」をしたい?
「吉川康雄 unmixlove beauty live 自分らしい美しさを最高に輝かせるメイクアップ Supported by 美的」メインパート、吉川康雄さんのメイクショーに入ります😍
前回の記事はこちら。
最初に一言。
100人の前でメイクを進めつつ、全体へのトークにも精魂を込めて柔らかな空気感を生む、吉川康雄さんのコミュニケーション能力。。。
めっちゃ感動しました😭✨✨
仕事ができる人は、やはりコミュニケーションの達人なのだと実感。
イベント中、ズバっと射抜かれた2つの言葉。
よく、カネボウのお偉いさん達から、「CHICCA のターゲットは誰なのか?」って質問されたんだけど、僕は「まだ CHICCA を知らない人たち全員」って答えていた。
「なんかさ〜、俺の彼女、女神みたいだよ」って思わせるためには本物であるべき。作り物の質感じゃなくてね。
毛穴とか、唇の縦じわとか、まぶたの色素沈着とか。自分の生き物としての、あるべきものを否定しちゃったら大変でしょ?
メイクの勉強になって、ところが女性へのカウンセリングのようでもあり、それぞれが自分の美を見る原動力にもなって……
ただの神イベントじゃないですか。ありがとうございました。
あっという間に満席&追加もすぐ完売のイベントだったので、そして上記の通り、多層に感動があったので、もう「これでもか〜〜〜〜!!」と動画やら、わたしが感じたことなどフルパワーでお送りしたいと思います🙏
著作『生まれつき美人に見せる 30メートル級の美女オーラが出る方法』に、その視点・メイク方法がギュギュッと詰まっているので(そしてコピーがキレッキレで素晴らしいので色んな人に見てほしいので…😭)
この本の紹介も交えながら(きっと読むだけで元気が出る本なので、ぜひ買ってください!笑)当日のメイクショーについて触れていきます。

当日、サインも頂けました。嬉しい〜😍
不自然になってしまうから、ファンデーションは全て隠すように塗らない。

❝しみやクマを完璧に隠すと「ひとりで生きていける感」が出てしまう。だから「透け見え」させましょう。❞
「ここは綺麗、ここは隠したい」。
それなのに、どうして綺麗なところにもファンデーションを塗るんだろう? という疑問を会場へ投げかける吉川さん。
今までのファンデーションは、肌と「異なる質感のもの」だったから、均一に塗る必要があった。まるでペンキを塗っているみたいに、塗りムラが分かりやすかった。
「おかしいでしょ? 僕のメイクは、肉眼で見て綺麗なメイクなんです」
ここで、第一線・ニューヨークで仕事をされている吉川さんならではのお話をしてくださいました。
通常は、モデルの肌が汚かったら → 光で飛ばして撮るそうですが、世界トップランクの写真家たちは、素肌が汚かったらベースメイクをさせずに撮影し、コンピューターでリタッチ(加工・編集)してしまうのだそうです。
「いま(※第一線のという意味だと思います)雑誌を見たって、ファンデーションを塗った肌なんて出てないです」
肌と馴染むから、つけたかどうか分からないファンデーション。(ファンデーションについて詳しくはこちらの前編を御覧ください)
そんなファンデーションが販売終了になるということで、全国で悲鳴が上がっている訳ですけども💦
「健康な肌感を作り上げることがメイクに求められている。少しずつメイクアップアーティストがブランドを作り始めているから、出てきています。チェックしてみてください。」
と、結ばれていました😃(きっと unmixlove でも紹介されていくはず)
メイクは「顔」だけじゃない。出している「肌」すべてにツヤを出して輝かせる。
この日モデルを勤められた林田岬優(はやしだみゆう)さん。
写真だと伝わらないけど、バックが開いた、一見シンプル but セクシーな白ワンピースで、まさに「unmixlove(混じりけのないピュア)」な服装でいらっしゃいました😍

最初に、はじめましてのテイで自己紹介と握手から始める吉川康雄さん(笑)。
そして、この黒パンプスが CHANEL とのことだったんですが、そこですかさず話題を逃さずに、吉川さんが
と、ブランド物にひれ伏すのではなく
そんな気概で行こうね!と女性たちへのエールをおっしゃっていたのが印象的でした✨(そう在りたいですよね!)
そのためにも、足の甲に秘密配合のオイル(康夫エキスなんだって笑)を塗られていました。顔だけじゃなく、ボディ全体に同じツヤを与える。

❝ハイヒールを履いても、ハイヒールが目に入らない勢いで「キレイな脚だね」と言われるのを目指す❞
そして、チークですが……
「チーク」じゃなくて「血色ファンデーション」で体温を表わす。
ここは、「僕はプロなので」ということで(笑)ご自身の手法で進められていたので割愛します。
興味のある方は、CHICCA で提唱している、簡単でオススメの塗り方が紹介されているので、こちらの動画などをぜひ😃
描いてるように見えないのに「生まれつき良い眉毛してるのね」って言われる眉メイク。
眉メイクをしながら「自然な美」「自分を最大限に輝かせるメイク」の話もあり、また多くの女性の心に響く内容だと思いました😭
皆さん、「毛穴が、毛穴が」って言うよね。
(ものすごい顔を近づけて見た時に)毛穴が見えなかったら、逆に怖いです。毛穴って人間らしさなんだよねって思っててほしい。
毛穴を成長させすぎない。だけど、毛穴はあって当たり前。唇だって縦じわがあって当たり前、まぶただって、ほんのちょっと色素沈着があって当たり前。
みんな、普通に持ってる魅力ですから。
自分の生き物としての、あるべきものを否定しちゃったら大変でしょ?
自分の肌色変えたりとか、唇ちっちゃいのに大きくしたり、大きいのにちっちゃく描いたりとか。絶対にきれいに仕上がらない。
まず自分を認めてあげることが、自分を「きれいだな」って思える第一歩。

本でも色んな「美女」のタイプ別眉メイクが紹介されてます。❝耐える女の眉…不幸の色気!❞ コピー力が炸裂
2019 AW クリスマスコレクション(11/6発売)「フローレスグロウ リッドテクスチャー アイシャドウ」コールドビーチ
みるみるまぶたが煌めいていく様は、ほんっっっとうに美しかったです😍✨ ギラギラ〜〜!!じゃなくて、
きらっ。ちらちら、きらっ。という感じ。
そして、ガッツリとアイライナーを引くのでなく、目を縁取るライン代わりに黒く艶のあるマスカラをひと塗り、根本に押し付けてから左右にワイプするように。
一瞬の工程によって凛とした睫毛が現れ、会場では思わず「わぁ……」という声が漏れました。(みんな林田岬優さんに夢中)
CHICCA といえばの「2/5発色」メスメリック リップスティック。
たとえば、こんな仕上がりをイメージしてください。
発色の良い口紅をプロが完璧に塗ってから、ていねいにティッシュオフ……そういうプロ仕上げこそキッカがこだわる2/5発色なのです。
唇が程良く透けて見える上に、グロスのような浮きあがる厚み感もなく、唇を染め抜いたような一体感が特長。かと言って、色がないわけではなく、ちゃんと口紅のメイク効果や、口紅色による化粧映えはしている……
まさにプロのティッシュオフ仕上げをイメージした、美しい薄づき口紅がひと塗りで実現されるのです。

愛用している『メスメリック リップスティック』EX11 アザミ♡
誰もが全色使えるから毎日が美人。これが口紅の使命
メスメリック リップスティックは、カラーラインナップから“自分に似合う色”を見つけるという従来の選び方はしないでください。
1色を選ぶなら、むしろいつもは使わない、選ばない、“苦手な色”を選んでみてほしいのです。それでも必ずあなたをキレイに見せるから。
つまり、ラインナップした全色が似合う色。誰もがきっと美人に見える色。だから毎日キレイでいられる日々を約束します。それこそが口紅の本当の使命であると思うから。
2020年・秋にはオンラインでの販売も終了する予定とのことで、いずれホームページも消えてしまうと思うから、一部転載させていただきました🙏
苦手なカラーに挑戦してみて、新しい自分に出会う1本を✨ すでに持っている方は、さらにまた、もう1本!
キッカの口紅を、買いたくなってきたのではないでしょうか😍

(さあ……買うのです……)
イベント参加者にプレゼントされた非売品の「静脈リップ」。
今回、メイクショーで使用されたのはお土産に頂いた、その名も「静脈リップ」❗
もったいなくて使えない😫……(その姿勢がいちばんモッタイナイ)
繰り出してみたら、こんなに量がありました。なんて気前がいいイベントなの……?

リップたちを勢揃いさせてみました◎
吉川康雄さんが、今後メイクアイテムをディレクションされることがあるのかは分からないとのことでしたが、きっと買いたいと求めている人たちがいると伝えれば、また……あるのかな?
でも、CHICCA がなくなっても、他のアイテムでどう透明感あるメイクをするかなど、unmixlove で触れられていくそうです◎
その後は……メイクが楽しすぎて、時間が押しまくりです……ということで駆け足のトークショーが。みんな、会場となったオフィス「Smart News」のキャラクターぬいぐるみを抱えててカワイイです(笑)
そして、今回のイベントをいち早く手助けするべく手を挙げてくださったという「美的」編集長、鈴木智恵さんからもメッセージがあり……

鈴木さんが目を閉じていらっしゃる瞬間の写真しかなかった…すみません T~T💦
イベント前の感動。長田杏奈さんから、3日前に届いたリマインドメール。
こうしてイベントが終了したのですが……
今回、突如決まったイベント、なにも分からないまま「ナマの吉川康雄さんを観たい! お話を聴けたらそれでいい!」と飛び込んだのですが、繰り返しイベントに関するリマインドメールが届き、
とても丁寧に進められているんだなぁ……とボンヤリ感じていました。
極めつけは、3日前にさらに届いたリマインドメール。
えええ、サイン会もやるの!? という驚きと、
このイベントは、吉川さんの思いとファンの思いをつなげたらという一心で、スタートした企画です。
プロのイベンターや慣れた専任スタッフがいるわけでもなく、手作りかつ不慣れでアラが目立つ部分もあるかと思いますが、ぜひ皆様のご協力のもと素敵なひとときを一緒に過ごせたらと願っております。
この文面を見て、「わー、これ、絶対に素敵なイベント!!」と感じ、さらに楽しみにしていました。
会場でお見かけするまで自分の中で認識していなかったのですが(英語表記だったので)「美容は自尊心の筋トレ」で有名な、長田杏奈さんが主催されていたんですね✨
たしか、11月号?でしたか、『美的』にて吉川康雄さんと、今回のイベントを率いられた長田杏奈さんの企画?対談?が掲載されるそうです😍
美容の光と闇。「私が嫌だから」スタートの美容と、自分を受け入れて「私を生かそう」とする美容は、まったく別物だ!と思う。
最後の質疑応答でも、「自分が美人と思えない(めっちゃ綺麗な女性がこれを言っていてびっくりしました…)」「27歳はババア」「美容整形について」といった内容が出て、話しながら泣いてしまう方もいらっしゃって。
(そして、質問1つ1つに対する吉川康雄さんのご返答がまた心を込められていて、どうせ他人だから。っていう突き放す姿勢が0で、すごかった)
わたしはただただ「美」って、明るくて楽しくて、平和な気持ちになるもの♡と思っていたけれど、
とっても真面目で、がんばり屋、なにかと自分を責めるアプローチを取りがちな人にとっては、辛くてしょうがない、ハードなものなのか……と感じる瞬間もありました。
ブスな部分はあなただけのアクセント。自信を持って放っておこう
(あとがきより)
僕は、メイクするときは、必ずその女性の気持ちになってメイクするようにしています。
モデルから一般の人まで、さまざまな人に乗り移ったようなものですが、それでも、その全員を「生まれつき美人」にしてきたつもりです。美人にならない人なんていません。
そりゃあ、こうなる訳ですよね。。。
すっごいコピーが並んでいます。❝なんて唇をして生まれてきたんだ!と言わせる唇❞……
他にもいーーーっぱい素敵な、そして実用的なお話が軽快で小気味よく載っているので、ぜひ!
素晴らしいイベントを、ありがとうございました。
長くなりましたが……
吉川康雄さん、長田杏奈さん、林田岬優さん、美的さん、Smart Newsさん、(ドリンクもめっちゃ美味しかったです!)スタッフの皆様、ほんとうにありがとうございました✨

大事に使っていきます。最後のコレクションは激戦だろうな ^^;