【再掲】SNSに見るルッキズム。自民党による理想のニッポン2030、パンデミックのゆくえ。

2021年4月に開催した【クリスタライズ・レスピレーション】参加者さま限定ブログで掲載していた記事になります。すごく重要なことだと思うので、この記事は微妙に修正をはさみつつ、再掲します。

 

わたしたち女性は特に、かもしれません。

「面倒くさそうなこと」
「論じるのは、面倒な人に見られること(?)」
「女の人には難しいこと(?)」みたいにされがちな、政治宗教のハナシ。

男社会で閉ざされてきたブラックボックスに手を入れていく(見ようとする、意識を向けていく)ことが、わたしたち各自にできる、それこそ新時代的な姿勢☆なんじゃないかしら、と思います。

毒づいてしまいますが「風の時代ガー!」とかいって、商品を買ったり売ったりすることなんかより、よっぽど!

そして歪で仕組まれた“良さそうな”男女平等を謳い、暴力的な権力争いをするより。

みずからとは異なる生命すら抱え込み、痛みをともなう出産さえ行えてしまう、という「質」を備えてきた「女性」を持つひとから見た、行き詰まっているらしい現代のための、あたらしい第3の道を見いだせるのじゃないかと。

(お子さんがいて、育てている方々であれば、まさにそれが、そうした未来への活動であると思います)

 

公約やうわっつらのコピーに惑わされず、そのひとを見る。現実を見る。本質を見る。

そのひとの背景や文脈を知ろうとする。

それが結局は、自分たちの生活に反映されていくと思うんです。

 

たとえば芸能人やモデルが起用される化粧品。

その背景はなんだろう?(どうしてそれを美しいと思わせたいのかな? なぜ日本メディアは、美白や痩せた体型を美しいと言いたがるのかな?)

 

たとえばブワーッと異常に流行するコンテンツ。

その思惑はなんだろう?(誰が得をするのかな? 鬼滅の刃や、クラブハウスが担う意味合いはなんだろう?)

 

そうした仕組みだけを、利用しようと考えるならば。フォロワー数をアカウントごと売ろうとするビジネスモデルみたいなカタチで生じてくるわけで。

簡単に検索してみると、
Twitter フォロワー8万人のペット癒やしアカウントが440万円で売られているものが出てきました。

良い、悪いで論じ決められるものではないですが……
YouTube や Twitter にある「動物の癒やし投稿」をいいねしたり、アカウントをフォローする行為はある種、ペット販売会社を利用するのと同じような面もある、と言えるかもしれません。

 

本題に入ります。

与党「自民党」による“10年先の日本を見据えた理想像”の提言スライド

デジタル・ニッポン2020~コロナ時代のデジタル田園都市国家構想~

COVID-19 での、大きな混乱、経済的打撃などを受けて、まとめられた提言スライドとのことです。PDFデータで掲載されており、どなたでもネット環境があれば、見ることができます。

 

これが結構、意味が深いのではないか(わたしたちに無関係でない)と感じるのは、以下の2点から。

⭐わたしたちの政治を率いるリーダーたちは、いったい、どんな未来予想を持っているのかな? という意味合い。

⭐日本経済界をまとめる「経団連」が評価する政党(自民党)が指し示す方向性には、“日本中にうごくお金を回す人々”の考えが現われるのだろうと思うから。

 

経団連の会長は日立製作所会長。以下、三菱電機、トヨタ自動車、JR東日本、ANA、住友商事、三菱UFJ、第一生命、コマツ、みずほフィナンシャル、三井住友フィナンシャル……そうそうたる経済界のトップたちが役員に名を連ねています。

 

2019年の主要政党の政策評価はぶっちぎりで「自由民主党」を“評価”しており、ついで少しだけ公明党、ほかはちょろっと……な感じですね。

一説に、この政党評価が選挙の結果を決めているとする方の意見も見たことがあります。(ほんと?)

 

自民党が掲げる理想の日本像は、いわく……デジタル・ニッポン。人間中心のデジタル社会。デジタル田園都市国家だそうです。

 

スライド冒頭で、ひときわ目を引いたのは

この20年で、4回発生しパンデミックとなった新型コロナウイルス。

2002年 SARS(中国発)
2012年 MERS(中東発)

そして2020年 COVID-19(中国発)

これらを踏まえると、予測できることとして、2030年までに4度目の新型コロナウイルスが発生、パンデミックになるであろうという想定から始められていたこと。

 

加えて、

2030年6月まだ感染が収束しきらない中で発生した集中豪雨は洪水などで甚大な被害をもたらし、政府は激甚災害を宣言した。

こうした未来像を前提におかれていました。

陰謀論チックにとらえるなら👀 なるほど、そうした筋書きシナリオが用意されているのかもしれない。

だけど、そうした超個人的なパワーで起きるかもしれない!? きゃーわーひどい!! という憶測というより、事実としてそういうコトが10年ごとに起きているなら、あるかもしれないね。という姿勢で、自分たちに必要な準備を整えるのは「科学的な」姿勢だと思います。

 

そうした不安解消のために、あらゆるものを「デジタル化」していくことで、国民生活を守ろう! というプロットのようです。

ほんとうに、「空間、時間の制約からの解放」「身体の制約からの解放」「脳の制約からの解放」を掲げるムーンショット目標に向かっているんですね。

ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現- 科学技術・イノベーション - 内閣府
ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体&#1...

 

中国の公民身分番号のように、マイナンバーカードにあらゆる個人情報を紐付け、感染防止の名のもと、あらゆるものをデジタル化していこう! という向きになっているみたい。

行政手続きはマイナンバーカードとスマホで完結

政府、マイナンバー「全口座ひも付け」義務化検討 来年の法改正目指す | 毎日新聞
 社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度について、政府は国民が開設する全ての預貯金口座情報とのひも付け(連結)を義務化する検討に入った。新型コロナウイルスで生活に困窮した人への現金給付を巡り、マイナンバーが機能しなかったことが背景にあり、来年の通常国会でマイナンバー法を含む共通番号制度関連法の改

 

読んでいて、わたしがおもわず笑ってしまったのは、

先進国だから幸せとは限らない

大都市だから幸せとは限らない

地方で楽しく幸せに暮らせればそれに越したことはない

 

スライドのなか、この大真面目なテイストのなかに

地方でも意外と大企業の仕事ができる

と書かれており……😂😂😂 そうか〜!! 意外とできるんですね!!

 

たとえば具体的な話として、

わたしは「東大」に入ることこそが最も素晴らしい! とは思っていないし、学歴社会に触れたこともほとんどない人間なのですが、(つまりそうした壁や制限を感じてこなかった人間なんですが)

「地方」と「都市」の格差は、実体験をネットへ挙げるひとたちが増えてきていて、実にリアルに、具体的に感じられます。

 

差別というのは、気づかないことこそが差別なのではないか?

さらに言えば、私が東大に入学し、なかば憤慨したのは、東大と同じ駒場東大前駅を最寄り駅とする中高一貫校が存在し、その東大進学率が抜群に高いということだった。なんという特権階級だろう! しかも彼らには、自らがその地理的アドバンテージを享受しているという自覚はない。まさに文化的な貴族である。

釧路のように地理的条件が過酷な田舎では「街まで買い物に行く」ことも容易ではないので、たとえば「本やCDを買う」という日常的な行為ひとつとっても、地元の小さな店舗で済ませる以外の選択肢がない。つまり、まともなウィンドウ・ショッピングさえできないのだ。

したがって、私が関東に引越して自宅浪人しはじめたとき、まっさきに行ったのは、大きな書店の参考書売り場に通いつめることであった。見たこともない量の参考書が並んでいる東京の書店で、はじめて私は「釧路では参考書を売っていなかったのだ」ということを知り、悔しがったものである。

田舎者(私)の無知と貧弱な想像力の例をいくつか挙げたが、まさに問題は、この「想像力が奪われている」ということにある。こうした田舎では、とにかく文化と教育への距離が絶望的に遠いがゆえに、それらを想像することじたいから疎外されているのだ。

あまりに遠すぎて想像すらできないこと、これが田舎者の本質的な困難なのである。

「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 

 

10〜20代の子の SNS を見ていると、

ほんとうにほんとうにルッキズム(外見至上主義)に囚われ、醜形恐怖症から、整形を望む子が目に付くんです。

それは「あなたはブスじゃないよ」「かわいいよ」と言われたら救われる、というようなモンだけではないような。

おそらく、徹底的な実力主義、ただ普通レベルの頭や体力があってもお金を稼ぐことは出来ないだろう、望む暮らしはとてもムリだろうという、ある意味では冷静な目線からじゃないかと思うほど。

 

Instagram のストーリーでは、1日で消える機能をいいことに(?)、原材料も効能も定かでない痩せるサプリメントを掲載してお金稼ぎをする女の子たち。自分のファンに写真やぬいぐるみを販売する子たち。

https://mickeychallenge.com/kanekoaya-san-sutema/
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ビジネスは需要があれば成立する。短期的でも幸福感が得られるなら人気は出る。そうか……そうなのかな……。

 

苦しくなるのが「人生けっきょく“親ガチャ”次第だよね」と言う子どもたちがいること。

外見も、財力も、住まいも、文化的教養も、友だちも、学力も、遺伝子至上主義になってしまっている。なぜなら、親が、メディアが、社会が、友達が、そうだから。

そうした波は、じわじわと弱者へ向かい水際で跳ねる。津波になって襲う。

彼ら彼女らは、きっとみずから進んで喜びさえ携えて“思うままの外見を作れる”アバター社会、バーチャルリアリティ社会を望んでいくんじゃないか。

 

どこか前提からおかしいのではないか? と感じてしまいます。

テクノロジー、インターネット。その恩恵はたくさんもらっている。だけど、それ「だけ」を追求していく世界は違う気がするのです。

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