『風の時代』とスピリチュアルヤクザ

近ごろ、何につけても

「風の時代」
「風の時代」
「風の時代」

うるせーよ!

って思うのは、わたしだけ?

(なんか……ハロウィンみたいだね?)って、思います。

 

ノストラダムスの予言やら、世紀末やらも、こんな感じでブームになって、お金が動いていたのかな〜って思っちゃうのですが。

過去の記録を紐解くと、ず〜っと、おなじような騒ぎを(名称だけ変えて・笑)繰り返しているだけだったりして……

電通よろしく、さらにその「おおもと」の、「これに喜んで、これにお金を払うようになってね♪」と流行を仕組んだ人たちの思うままだね〜と、思います😔

 


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わたしがこんなにヤサグレてしまうのは、「風の時代」というフレーズを用いる人が、楽しそうではないから。

主に見かけるのは、

販売する側の売り文句で使っているか(乗り遅れちゃうよー!的に)

そういう表現を見て影響を受け、困惑している人が会話のなかで使うかの2パターン。

いわく、魚座の時代から水瓶座の時代というフレーズは、昔からスピリチュアルやオカルティック業界で頻出している言葉ですが……

 

「12サイン」は象徴で、「水瓶座」もシンボルです。

言ってみれば「5」とか「三角形」みたいなもの。

 

なぜ、すべてを意味する“360度”を30度ずつになるよう「12」で分割したのでしょうね? 

それはたとえば「12月」であったり、「十二支」であったり、わたしたちの生活によく顔を出しますね。

 

どうして、“牡羊座”から“魚座”まで、ゾディアック(黄道帯ー獣帯)を当てはめたのだと思いますか?

……まさか、なんの意味もなく、ボケーッと“牡羊座”から順番に適当に獣を当てはめた訳もないですよねぇ(笑)

そして、なぜ“双子座”や“乙女座”のような、獣じゃないシンボルまで出てくるのでしょう? 果ては、半人半獣のキメラっぽいシンボルまで!(射手座のケンタウロス

 

同じく、なぜ流行るのか? その“理由”を考えたこと、ありますか?

誰かが言う「◯◯座は△△だから」に巻かれちゃっていません?

あ〜、わたしは月星座が牡羊座だから、せっかちって言われるのね! とか。あ〜、わたしは月星座が乙女座だから、几帳面で真面目すぎるのね! とか。

はたまた、月星座は欠損だから、わたしはそうした特質を持っていないのに求めてしまうのね! とかとか。

 

水瓶座が象徴するものはなんでしょう?

 

天上にある、あるいは見えない世界にある(カタカムナで言えば、“潜象界”にあり、ピタゴラスやニコラ・テスラで言えば、“数”にある)

五感では見えず手で掴めない「エネルギー」をシンボリックに表現したもの。

 

だから、どの場で / どの国で、どの文化で / どの社会・集団の価値観で / どの人に、どんな人生で / どんな人間関係にいる状態に当てはめるかで、いかようにも紐解き方は変わるんです。

たとえば女性の具体的な例を挙げるならば、結婚や、子どもの有無で、大きく生活が変わりますよね?

もし義両親といっしょに住んでいたら。子どもが学校に通うようになったら。家族が大病を患ったら……見える世界はまるきり変わっていく。

そうしたとき、みな一様に1つの言葉に集約しきれぬ世界があるって、容易に想像できますよね?

なぜ『水瓶座の時代』『風の時代』と言われたら、巻かれてしまうんでしょう。

そうやって、みんなが巻かれやすいことだから、使われるんじゃないですか?

どうしてって調べる姿勢が欠けがちだから、スピリチュアルや宇宙人が、いま一番ビジネスに流用しやすいんじゃないですか?

 

水瓶座なら、みんながみんな「人類愛・博愛」じゃないし、

みんながみんな「インターネットを使って、Let’s コミュニティ⭐」じゃないってことは、分かっていただけましたか?

 

金太郎飴のよーな、トコロテンみたいに“おんなじフレーズ”を使うのは……自分の商品を売るビジネススキームに、ぴったりだから使いまわしてるのかもしれませんよ。

あの人が言ってたから、拝借・拝借! そんなブログばっかりなのでは? その出典や理由、根拠もあやふや……天赦日、ライオンズゲートなども、わたしには同じスキームに思えます。

 

なんらかの理由から、ご自身が納得したうえで活用しているのと。

お金をもらう理由にして、他者へ「なんでもあり」とばかりに流布するのは……生じる責任(カルマ)が、おおきく異なる行為だと思いますけどね。

 

自然から感受する、(たとえば山や海。空に広がる天体たち)無限のようなそのエネルギー様相。

たとえばそれがフラワー・オブ・ライフなどの神聖幾何学、あるいはプラトン立体などの「シンボル」に残されています。

それらの「象」をいったい、どうやって狭い範囲に落とし(地に降ろし)ていくのか?

“わたし”の独断と偏見と経験による解釈のもと、

その情報を受け取る“あなた”の独断と偏見と経験による解釈に対して、どうすれば伝わるか、どうやって言語化していくか?

この創意工夫こそが、愛あるコミュニケーションなのではないでしょうか。

 

どの場所で、その“水瓶座”を感じていくかも多種多様のはずなのに……そう思わずにいられません。

ましてや、水瓶座が意味する「多様性」をいちばん踏みにじってるじゃん。と、ガッカリします😔

本人も周囲も、良いことをしているつもりかもしれませんが、内側のエネルギーが繋がっているラインは、お金を拝む宗教であるとか、人間の自由な可能性を潰そうとするラインだと思えてしまう。

 

いっときの「アセンション万歳三唱」みたいな、

「20XX年の冬至がほにゃらら〜!!」とか、一体なんなの、これ? と考えていたのですが、ある日、ピタッとくる表現を思いつきました。

 

「スピリチュアルヤクザだーーーー」と、このタイトルにたどり着くのですが……(実際のヤクザの方と話したことがないので、あくまで世間的なヤクザイメージになります)

どんな共通項があるかというと

 

■信者には優しげ、離反する人への辛辣な制裁(見せしめ)

ヒエラルキーを作り、“弱者”を作り出す。たとえば健康、美容、恋愛、ビジネスなど。

弱者への感情フォローは丁寧(感情を知り尽くしている)。面倒を見てあげる、誘導してあげる、だからシステムに組みしてね! =お金を支払うか(地上げ金)、崇めて宣伝してね(現代における戦争は情報戦)

=カリスマ的な人が、弱者を助けてくれる。あるいはアイドル的な人が、喜ばせてくれる。じつは見えないところで搾取されている仕組み。古来からずっと続いている構造ですね。イエス・キリストしかり、政治しかり。

アイドルは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を指す。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イドラ(羅: idola、ラテン語イドルム idolum の複数形)とは、人間の先入的謬見(偏見、先入観、誤りなど)を帰納法を用いて説いたもの[1][2][注釈 1]。16世紀から17世紀にかけてのイギリスの哲学者、フランシス・ベーコン(1561年-1626年)によって指摘されたもので、「偶像」「幻影」などと訳される[1][2]。ラテン語で偶像を意味し、英語の「アイドル」の語源でもある[2][注釈 2]。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

■兄弟関係を結ぶ、組織を有している。上納システムを構築

お金を回していくために、だんだん組織化していきます。そこでの人間関係が築かれるので、出づらくなります。また、他の組織へ排他的なところも特徴的。

いわく「ここは、他と違って素晴らしい団体だ!」と声高に謳い出します。(でもそれって、売り手にとって良いように従ってくれるお客さんって意味ですよネ……?)

=最初は平和な調和的なものを求めて入ったはずなのに、なーぜーか、二元論に取り込まれていく構造に。また、その兄弟関係のなかでの気に入られ合戦、空気読み試合も熾烈(縄張り争い)。組長のご機嫌伺いに必死。

 

■トップは絶対にトップ。覆らない。中央集権的

自分より「上」になろうとすると徹底攻撃されます。あの手この手でこっちが上だと見せしめを行います(隠されたメッセージのときも)。師やリーダーは、自分の限界を分かっていて、いずれ自分を越えていくことを望むはずですが……自分の場がヒエラルキーで出来ている人ほど、自分より上に立たれると崩壊してしまうので防衛的になります。

だいたい「わたしは依存させない」と言いたがる方も多め。依存させない、というのは、公言することではなく、させないシステムを構築する行為に現われると思うのですが……そう言いたがる人ほど、なぜか依存的システムを持っていたりするので不思議ですネ。

 

■入るのは楽、だけど出るのは難しく

上述のとおり、心情的に出づらくなるシステムを組んでいます。昨今のサブスクリプションのように、支払いスタートはとても簡単に。退会するのは問い合わせなくてはいけなかったりと面倒になるようなシステムを組む人もいらっしゃいますよね。

ときには、中での情報流出を戒めたり(外で使っちゃダメなら、なんで勉強するん?😂)同業的活動を禁じたりもします。

 

まだまだ挙げられるのですが、つらくなってきたのでこのへんで……。あれ?って思ったら、ちょっと照らし合わせてみてくださいね。

スピリチュアルな、霊的な暴力。霊的な共依存。霊的なDV。増えてますね〜

前回のメルマガへのご感想で、

「あるスピリチュアルメニューに依存しそうな自分に気づいて、止めることが出来ました」(リピートしませんでした、の意味)

というメールを頂いて、すごく嬉しかったのですが……

 

「思ってたのと、なんか、ちょっと違うかも」とか、
「わーっ、一瞬カオがめっちゃ怖かったよ〜(涙)」とか、

「ここの人たち好きじゃないな?」とか、

帰り道にふと「あの言葉……嫌な気持ちになったな……わたしだけかな」という声が、心のなかで、お腹のほうから聞こえてきませんか?

他ならぬ自分自身から発せられているのに、ナカッタコトにしていませんか?

それでも得たい、そこに属していたい「何か」って、一体なんですか?

そう感じる自分がダメなんだ! って否定するのは、自分への虐待です。自分を殺そうとする行為です。

それを大事にするのがご自愛なんだ! って相手にぶつけるのは相手への暴力です。無理して溜め込むひとほど、ある日暴力的に放出してしまうんです。

それは集積して、いずれ(パートナーや子どもや健康状態など)あなたの泣き所に向かっていきます。

 

メンターとか、マスターとされる人の「権威」に恐れから力を与えて(自分を殺して)、みずからひれ伏しちゃう……。

 

  • 紹介してもらえるかもという下心からの行動
  • この人たちのなかで上位だと比較する気持ち
  • “あいつ”には負けたくない
  • ここで辞めたらかっこ悪いかも?

 

こんな承認欲求やら、満たされなかった肯定感のために蓋をしていくと、他ならぬ「あなた」が、相手をヤクザにしてしまうよってことなのです。

相手が勝手にヤクザになったわけじゃなく、

「あ、こうやって書くと人が来てくれるんだ!」
「こうやって関わると喜んでリピートしてくれるんだ」という螺旋を、あなたが力を貸すことで、描き続けていく。

なんなら、あなたが自分自身に対してヤクザ行為をしているじゃないですか。

 

もし対等な関係性だったら、「これは嫌だと感じます」とか「それは出来ません」と、相手に伝えられるはずです。

たとえ、先生に対して、自分が生徒だったとしても……出来るはずですよね。

異を唱えること。むしろ、真剣に関わるからこそ、質問が生じてくるはずです。言われるがまま、すべて受け入れること。それはただの洗脳です。

その人なくしては選べなくなり。その人以上にはなれないと自分に信頼がなくなる。それを依存と呼びます。

 

もし、なにかのコミュニティに属しているなら(あなたが名を連ねていなくても、なにか担保していると感じる自分がいるならば)

その団体に、ヒエラルキーはありますか?(参加者同士が競い合っていますか?)

その団体の、トップの人に「NO!」は言えますか?

質問したら、対等に、納得行く説明をしてもらえますか?

 

ほんとうに引き取っていて、自分を観た上でメンターのもとにいたら、誰かに愚痴ったり、疲れ切ることは無いはず。

ほんとうに自分を観ていたら、いつも絶対に答えは出てくるはずなんです。

「地」の時代が終わり、「風」の時代が来るならば、そうした関係性のほうが自然で心地よいと思うんだけど、あなたはどう思われますか?

 

「風の時代」であろうが、オンラインでも、コミュニティでもない、かもしれないよ。

SNS も、たくさんある選択肢の1つに過ぎません。(そして、あなたの個人情報を掌握する人たちが、多額のお金に錬金しているサービスでもあるのです)

ブログも、サイトも、何でもそう。

みんながみんな、同じものに取り組むほうが変だよと思いませんか。

 

どっちでもいいなら、どうしたいですか?

いつでも、何度も、心に聞いて、肚からの魂からの「わたし」の選択でいきましょうよ。

ぜったい、ぜったい、その方が面白いから。
想像もできなかった「わたし」が見えてくるから。

思いもしなかった粋な出会いが起こってくるから!

そんなこと信じられないよって人は、そういう出会いは生まれてきません。

 

少なくとも、こんな辺境ブログに辿り着いてくださったあなたが、とても独創的で、素晴らしい個性を持っていない、はずがないのだから。

 

以上。

なんだか「スピリチュアルヤクザ」を作ってモヤ〜とされている方がいらっしゃるように感じたので、わたしの勝手な解釈を現場より、レポートさせていただきました。

コハでした。

コハ

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