[2024.4/14追記]紅麹の被害とコロナワクチン後遺症をキーワードや発言から眺めてみる

小林製薬の紅麹被害を受けて、コロナワクチン後遺症について物申したい人たちが声を上げているのが目に留まった。

紅麹コレステヘルプで起きた健康被害について

そもそもの、紅麹被害は、こちらの MBS NEWS を参考にすると、

小林製薬は機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した少なくとも13人(40代から70代の男女)が腎疾患などの症状を発症したということで、商品に想定しない成分が含まれている可能性があるとして3商品を自主回収すると発表しました。

小林製薬によりますと、自社で生産している紅麹は自社製品への使用は約2割で、約8割が他社向けに販売していて、販売先は日本国内と台湾の飲料、食品メーカーや原料商社など52社だということです。小林製薬は、各社に健康被害が出る恐れがあるとして、使用を中止するよう連絡をしたということです。

とある(出稿時間が終わって、あとで読めなくなると思うので、一部引用しました)

つまり、コレステロールを下げようと思って購入した食品を摂取していたら、腎臓にトラブルが起きてしまった、そして 3/27 時点で 106 人が入院、2人がお亡くなりになったという。

今回、特に問題視されているのは、小林製薬が提供していた“紅麹”の、いったいどの成分が毒性を起こしたか分かっていない点と、生産した紅麹の 8 割は他社の商品開発に使われている点なのだと認識してる。

だから、被害がさらに拡大、甚大化してしまうことを防ごうと、熱く取り扱われているのだと想像している。

機能性表示食品と、トクホの違いってなに?

コハ
コハ

ややこしいのだけど、報道によるとサプリメントという表記ではなく、機能性表示食品と書かれている。トクホ(特定保健用食品)とは違う認定とのことで、わたしはこのへんがマゼコゼになっている…

ということで🔍

厚労省によれば、サプリメントは:

その用語に行政的な定義がありません。一般に、健康食品とは「健康の保持増進に資する食品全般」が、またサプリメントとは「特定成分が凝縮された錠剤やカプセル形態の製品」がそれぞれ該当すると考えられています。

しかし、明確な定義がないため一般の消費者が認識している健康食品やサプリメントは、通常の食材から、菓子や飲料、医薬品と類似した錠剤・カプセルまで極めて多岐にわたります。

―― PDF:1) 健康食品やサプリメントの名称について – 厚生労働省

機能性をうたえるような定義ではないらしい。

続いて、消費者庁によれば、機能性表示食品は:

国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度です。

特定保健用食品(トクホ)と異なり、国が審査を行いませんので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。

…とある。

つまり、今回の「紅麹を使用したサプリみたいな商品」は、トクホと違って、国が認めたものではないと。

今回の小林製薬が開発した紅麹は、事業者(小林製薬)の責任で「いいものです」と言っていた食品である、ということなのかな。

そして、くだんの“機能性表示食品制度”は、平成 27 年(2015年)から始まったばかりの(?)制度らしい。

機能性表示食品制度を進めた安倍政権と森下竜一氏について

そして、安倍元首相による規制改革命を受けて、この“機能性表示食品制度”を進めた立役者(?)らしい、森下竜一氏に触れているポストを見た🔍

不勉強で、ぜんぜん知らなかった。

事業者が使いづらかったゆえに、機能性表示食品制度の創設のきっかけになったトクホ(特定保健用食品)の許可件数は数件(20年度8件、21年度16件)にとどまる一方で、機能性表示食品の届出件数は、毎年度増えている。累計で5,000件以上に上り、市場規模は、約4,500億円(21年度見込み、富士経済調べ)と推計されています。

これまでのトクホでは規制されてしまう商品たちが、機能性表示食品という経路が出来たことで世に出ることができ、5000もの事例と、4,500億円という経済効果に繋がったよ😉☆ いい仕事したよね!(意訳)みたいな感じだろうか。

この森下さんは、テレビによく出ているらしい。なんと、日本産コロナワクチンを開発しようとしたり、今話題でしかない大阪万博プロデューサーとしても携わっているそうだ。

コハ
コハ

なんというか、大きなお金が動くところにいらっしゃるのだなと、わたしは感じた。

医学博士。大阪大学大学院 医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座教授、アンジェスMG創業者兼元取締役、メディカルアドバイザー。


2016年6月28日大阪府2025年日本万博基本構想委員、2016年9月9日、内閣府規制改革推進会議委員を歴任。大阪市の特別顧問や大阪・関西万博の総合プロデューサーにも就任した。

2020年3月5日、アドバイザーを担当しているアンジェスとタカラバイオとで新型コロナウイルス感染症の感染を防ぐ、DNAプラスミドベースのワクチンを開発する事を発表

(中略)このワクチン開発は、厚生労働省などから約75億円の補助金を受け、2020年4月に吉村洋文・大阪府知事が「(20年)9月にも実用化したい」と発言したことで注目を集めたが、2022年9月、アンジェス社は、臨床試験で効果を確認できなかったことを理由にワクチンの開発の中止を発表した

―― Wikipedia – 森下竜一

いったいいくらのカネを資本市場はアンジェスに注いできたのか。それにはやや専門的だが、この18年間の決算書の「財務キャッシュフロー」を合計すればよい。結果は529億円。直近の売上高わずか3億円のアンジェスに株式市場はこれまで実に529億円ものカネを投じてきたのだなぜか? 森下氏が語るアンジェスの可能性を信じたから、ということになるだろう

(中略)以下のような回答があった。

(中略)新型コロナに対するDNAワクチンの開発が難航するかどうかは、正直わかりませんが、我々としては最大限の努力をしています。他のDNAワクチンは、アンジェスでは手掛けておらず、なんともいえません。過去の他社でのDNAワクチンの開発に関しては、対象とするウイルス流行が収まったため、上手くいかなかったと認識しています

―― コロナワクチンのアンジェス創業「阪大教授」、逮捕状の出た「NMB元メンバー夫」との関係 – デイリー新潮

ふむふむ。

一概に健康被害だから紅麹とコロナワクチンを紐づけているだけではなくて、こういった関係性も含まれるなら、無意識でも連鎖的に反応が起こっていく理由でもあるのかも。

大阪万博と沖縄米軍基地跡地へのカジノ誘致

松本人志氏への告発問題も、文春側の争点や論点(今となっては大衆の気持ちを操れるような、巨大な権力といえそうなほどの週間文春の立場から、有名人とはいっても一個人を攻撃していいとする理由)としては、大衆が騒いでいる性加害の有無ではなく、吉本興業が大阪万博と関与しているから、と聞いたことがある。

大阪万博アンバサダーに、ダウンタウンのおふたりも名を連ねているらしい(今まで知らなかった)。他にも、一万人の第九の指揮を取られた佐渡裕さんがおられた。

さらには、こちらのポストによれば、さらに沖縄基地にまで話が及ぶらしい。腰が抜ける。。。

「維新の選挙には、吉本の芸人が応援に駆けつけるのが恒例になっている。4月の衆院補選の最中に来阪した安倍首相が吉本新喜劇の舞台に立ったのも、維新側のお膳立てと聞いています(中略)(在阪メディア記者)

(中略)「維新の生みの親である橋下徹氏も著書で沖縄へのカジノ誘致を説いていました。そもそも、橋本氏の政治家引退で失速していた維新が息を吹き返したのは、大阪万博が決まったからです。(中略)維新の命綱だった万博誘致に最大限の尽力をしたのが安倍首相と菅官房長官なのです。」

大阪万博とセットで、維新にはカジノ構想がある?? というのは聞いたことがあったけれど、沖縄の米軍基地跡地をカジノ誘致候補として上げているのか……。脱力してしまう。

ちょうど先月、友人と沖縄に行ってきた

吉本興業の会長が、沖縄の米軍基地跡地の利用について論じる、政府が選んだ有識者メンバーに名を連ねておられるそうな。

紅麹の健康被害と、コロナワクチン後遺症の差

そして、紅麹問題に対して関係各所が大きく動き、メディアでも取り上げられているのに、被害が出ているコロナワクチンには捜査したり調査する姿勢が甘い、おかしいだろう、というのが大きな論点になっているように見受けられる。

う〜ん、しかしこの南出市長は、参政党代表の神谷宗幣氏が発足した「龍馬プロジェクト」に参加されているのか…鎌倉市長もいてビックリ。2022年に神谷氏は参政党と同一視されることを避ける意図もあり退任したそう。う〜ん…


この記事を読んでくれているあなたは、コロナワクチンについて、どう感じられている方なのでしょう。

コロナワクチンが100%! 良い、または悪いと考えている人達は、それぞれ○と✘の極ポジションにおられるとしたら、ほとんどの人は、その中間にグラデーションのようにいるんじゃないだろうか……と、思う。

このグラデーションの中で、これまでに触れた情報や体験に経験、周囲の人と話した事柄次第で、ときに左へたまに右へと揺れ動くんじゃないだろうか。

泉大津市長、南出さんのポストについたコミュニティノート

なんでもかんでもコロナワクチンのせいにするのは、もちろんオカシイことだと思うけれど。先述の、泉大津市長・南出さんのポストについているコミュニティノート補足、

このポストで取り上げられている健康被害救済制度の被害認定に当たっては「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象とする」という方針で審査が行われています。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001017433.pdf

その為、救済制度の認定数が多いからと言って、それがワクチンに起因するものとは限りません。

これの言わんとすることも分かるんだけど、実際に被害を受けているという子どもたちの様子を見たときに、この説明でまかり通るんだろうか……と

テレビで報道された、ワクチン後遺症に悩まされる人たちの姿

救済制度を設けている、認定されればお金がもらえる、とは言っても、

実際に健康被害が出て働けなくなってしまったり、精神的にも追い詰められている状況かつ自分や家族が治るかも分からず(中には突然家族が亡くなってしまい、悲しみの中にいる方々もおられて)、不可解な状態におかれて苦しんでいる方々が、数万円かけて苦しいなか病院や必要な場所を訪ねて書類を集めて提出するというのも、そして1年以上待たされるというのも……

末端というか、現場で動いておられる方々も、意地悪したいとかサボってる訳じゃなく、とにかく新しいワクチンで、制度も何も整っていないから、それを整備したり手配するシステムやデザインが進められていないのではないだろうか。医療でも行政でも。

2兆4000億円かけた、日本政府のコロナワクチン購入

※ 3/29 追記:見出しの数字が誤っていたので修正しました。

税金でワクチンを購入して、8割の人が接種して、そうしたお金を国民にまた負担させていくのであれば、その後についても求められるのは当然じゃないのかな。とはいっても、自分がその現場にいたら膨大な意見や声や不満や地方自治体との連携や……そこまで求めるのがまずムリで、酷なことなのだろうか。

未知のウイルスで大変な目に遭っているのだから、早くワクチンなり薬を用意しろと求めてくる人たちもいるだろうし、経済を回さないと困るのだからとせっつかれる面もあったんだろうか。

国民の税金で購入する以上、費用対効果も大事な視点だ。ワクチン接種による感染や重症化の予防効果と、それがもたらす経済社会効果は非常に大きいものがあり、今後も適切な調達に努めていきたい」と述べました。

 

新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は19日、政府が保管する従来株や変異株オミクロン株に対応した米ファイザー製と米モデルナ製計約8630万回分を順次廃棄すると発表した。

(中略)政府はワクチン1回当たりの購入単価を公表していない。

苫米地英人氏が語るコロナワクチン話

苫米地英人さんが言うことが全部正しいか、わたしには調べられないんだけど、3大ワクチン会社の1つから代理人や日本の窓口になってほしいと求められたというから、ある意味、認められている人ではあるのかなと思う。

過去 45年の全てのワクチン被害数を、コロナワクチン被害数が超えたというニュース。これも、先ほどのコミュニティノートと同じ理由で論破されてしまうんだろうけど(必ずしもワクチンのせいでなった訳じゃなくてもカウントしていると)

なかにはワクチンのせいでない方もおられたり、するかもしれないけど、世界初の技術で生まれた医薬品、予期されない副作用・副反応があるのは、むしろ自然なことじゃないのかな。

接種したからこそ、軽度で済んだという認識の方もおられるし、メリットもあるのだと信じたいし、良いことをしたと思うなら、胸を張って小林製薬みたいに責任を取ったらいいのに。いや、取っていると言うんだろうけど、こうして口封じみたいに「そんなこと言う方がおかしい」「根拠がおかしい」って言われたら、言論統制みたいだよな〜と思ってしまう。

だけど、いわゆる反ワクチンの人たちって誇大妄想が強い、被害者意識からわたしたちは何でも言っていい! みたいな意識の人が多いから、そこで「頭が悪い、へんなことを言い出した、幼稚な連中」って見られるケースも多いんだろうなと感じてしまう。

会話が出来ない分断って、見るたびに心が痛い。
ワクチン絶対賛成の方も、絶対反対の方も、言葉が突き刺さるようでいたたまれない。

河野太郎氏が語るコロナワクチンのデマへの批判

「ワクチンをうって大勢がなくなっているのだから、ワクチン接種をやめるべきだ」と主張する人がいます。

国内でのワクチンの接種開始後は、副反応疑い報告制度により、副反応を疑う事例を収集しています。

日本の副反応疑い報告制度では、ワクチンを接種した後に亡くなった事例が1,917件報告されています。

ご家族を失ったご遺族の悲しみはいかばかりかと思いますが、これまでにワクチンとの因果関係が否定できないと判断された事例はありません

予防接種健康被害救済制度に基づく死亡一時金は、2022年12月時点で15人に支給されていますが、これは、本制度が「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」としているためです。

副反応疑い報告制度では因果関係不明とされている事例でも、救済される場合があり、死亡事例の認定が行われたことは、「ワクチン接種が原因で死亡した」こととは異なります

また他国でも同じような制度で副反応疑いが報告され、同様にワクチンを接種した後に亡くなった事例が報告されていますが、ワクチンとの因果関係が否定できないと判断された例は極めて稀です。

―― コロナワクチンに関するデマについて – 河野太郎公式サイト

これは、ワクチン推進で大きく活躍された河野太郎さんの弁(2023.01.06)を公式サイトから引っ張ってきたものです(強調は筆者によるものです)

ここでは事例数は死亡に絞られているけれど、先の会見に臨まれたり、ワクチン接種後に歩けなくなってしまった中学生などの副反応はご覧になっているのかな。と思ったんだけど、

コロナワクチンの供給及び接種の推進を担当する大臣として心がけていたのは、実際に業務を行う自治体が、その自治体にあったやり方で接種を進められるようにということでした。

しかし、厚労省は個々の自治体の特色や現場の状況をしっかり把握することなく、一方的に、全国一律のやり方で接種を進めようとするきらいがありました。

そこで、自治体に対して、ワクチンの温度管理やワクチン接種の記録など、必要なことを守ってもらえれば、それぞれのやり方で接種を進めてもらってかまいませんと伝えました。

厚労省から接種の進め方についてクレームが入るようなことがあれば、私が責任を持ちますから遠慮なく、進めて下さいと伝えました

―― ネット上のデマについて – 河野太郎公式サイト

その仕事は範疇に含まれていないんだろうなぁ。

予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものです。

そのため、予防接種による健康被害を受けた者に対して特別な配慮をするために、法律で制度がきちんと設けられています。

誰かが責任をとる、とらないという問題ではありませんし、「運び屋」の私が「後遺症について」責任をとるなどという発言をしたことはありません。

日本では、副反応疑い報告制度により、ワクチン接種後の死亡事例が報告されていますが、現時点でワクチンとの因果関係が否定できないと判断された事例はありません。

予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。

当時ワクチン争奪戦となっていた時に、日本へ引っ張って手配するのは凄まじく大変だっただろうし、

不安の声をつぶすために「全責任は私が引き受ける」と発言なさった? んだろうと想像しているんだけど、受け手(国民)の認識は全然違うだろうなぁ。。。反ワクの人が、河野太郎さんのこの発言――「運び屋」の私が「後遺症について」責任をとるなどという発言をしたことはありません――を受けて激怒しているのを見たことがある💦

コロナウイルス感染症から身体を守るためにも、ワクチン接種は推奨されていますが、荒唐無稽なデマもあります。

例えば、「コロナウイルスなんて存在しない」というものです

コロナウイルスに関して、さまざまな変異株があり、それらのDNA配列まで明らかになっています。

それでもコロナウイルスは存在しないと主張する人がいます。

その根拠は、厚労省にコロナウイルスが存在するという論文の開示請求をしたら、そのような論文は存在しないと開示請求が却下されたからだそうです。

もちろんそのような論文は、厚労省をはじめ行政機関が作成したものではありませんから、行政文書ではありません。

情報公開は、各省庁の持っている行政文書を公開するためのものですから、そのような行政文書はないと却下されますが、だからといってコロナウイルスは存在しないということにはなりません。

これは明確なデマです。

「コロナワクチンは治験が終わっていないから...」という言葉を聞いたら、それはデマです。

「コロナワクチンを接種するとシェディングといって、身体からコロナウイルスがまき散らされる」というのもあります。

シェディングとは、ウイルスなどの病原体が患者の分泌物や排泄物を介して拡散することです。

シェディングは、ワクチンが弱毒化された生ワクチンの場合に起きる可能性はありますが、コロナワクチンの場合、ウイルスそのものをワクチンに使っているわけではないので、シェディングが起きることはありません

自分がワクチンをうつかどうかは自分の判断ですが、デマやフェイクニュースで他人の判断に影響を与えようとする行為は、やめるべきですし、やめさせるべきです。

―― コロナワクチンに関するデマについて – 河野太郎公式サイト

実際に苦しんでいるという方もおられるけれど、シェディングを、未接種の自分は感じたことがない。

2024.4/2追記
ここでは咳や熱が出るという、感染様体験みたいなものをわたしは指している。

ある反ワク医師は、シェディングが出るのは健康な人だから。つまり健康であればあるほどシェディングが強く出るんだって動画が上がっていたので、あ、無理だな……と思ったこともある。(彼らからすれば、わたしが不健康だという分類で終わっちゃうんだろうと考えると、対話しようがない)

知り合いの啓蒙家の方々は、密室でシェディングを受け、熱を出して寝込んでおられた。それはコロナ感染ではなくシェディングの害だと発信していたが、友人と「なぜ、感染ではなくシェディングだと断定できるのかを書いていないよね」と話し合ったこともある。

強く反ワクを表明する活動家の人の場合、「子どもが臭い臭いと大騒ぎ」「もう歩けないと言い出す」「みんながワクチンを打ってから、ほんとうに酷い」といった発信をなさっているのを見たこともある。

薬に限らず、何かを摂取すればニオイは生じる。それは分かる。分かりやすいのはガーリックとか、コーヒーとか。なかなか排出されづらい物を摂り込んだ人から、それまでになかった香りが長時間するのは事実起こり得ることだと想像する。

だけど、それはワクチンのみで片づける話ではなく、その人の生活習慣全般の結果だろうと、わたしは思う。

日頃どんな食べ物を口に入れているのか。速やかに消化され、気持ちよく排泄できているのか、汗や便が適切に排出できているのか。睡眠の質はよく、たっぷり眠れているかどうか。

あるいは、どんな気持ちを抱えて、どんなマインドから選択し暮らしているか。大切な人たちといたわりあうコミュニケーションを交わせているか――そういった全ての結果がニオイに出ると思う。不安で仕方なく、ストレス値の高い人は体臭が変わるとも聴く。そうだろう……と思う。

わたしはワクチン接種をした人たちと1日中、密に過ごしたり、その人の住まいに泊まる体験もしているが、彼らから何か不快なニオイを覚えたことはない。彼らは不安に巻かれてワクチンを接種したのではなく、それぞれの理由から決めたからだと思う。

全ての理由をコロナワクチンに求める姿勢は、かえってワクチンそのものや、後遺症に対する適切な理解や調査を妨げる行為だと感じます。

ウイルスが存在しない、というのも、説法というか表現次第であって、論理が飛躍していると感じてしまうので、この箇所の河野さんの説明は、受け入れられる。でも、ワクチンにはメリットもデメリットもあるだろうと思う。メリットはあれだけ謳っていたのと比べると、デメリットへの対応や告知については、ずさんな気がする。


もう一度、この記事を読んでくれているあなたは、コロナワクチンについて、どう感じられている方でしょう。

社会をどう見て、どう関わろうとしている人なのかと言うことなんだろう。
これからの日本や世界との関わり方も、ますます各自の自己責任のもとで変容していく時期なんだろうな。誰かにまかせていたら、同じ心づもりだと思っていたら、全然そんなつもりじゃなかった! なんだろう。そんなことを思う3月でした。

[2024.4/14追記]新型コロナワクチン後遺症 患者の会ウェブサイトを知りました

2024.4/14追記

その後の報道で、コロナワクチン後遺症で苦しんでおられる方々のウェブサイトを知りました。

外野ではなく実際に苦しんでおられる方々からの直訴です。

コロナワクチンが全ての原因だ、悪いと決めつけて、なんでもかんでも包めるのは違うとしても、コロナワクチンの害と思われる事象で実際に被害を受け、傷つけられている人達がたくさんいて、それなのに見ないふりをされていることは(反ワクだーなどと言って軽視するのではなく)認められてほしいと思います。

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